避妊の選択肢
避妊をしたい方へ
畑山レディスクリニックでは、患者様一人ひとりのご要望に合わせた避妊方法をご提案させて頂きます。
レディスクリニックで行われる代表的な避妊方法をご案内させて頂きます。
避妊はパートナーの理解が必須です。あなた自身が正しい知識を得ることで、パートナーの理解にも繋がります。ご自分のお身体を大切にしていきましょう。
経口避妊薬(OC:低容量ピル)
ピルとは
女性ホルモンを含んだ経口避妊薬をピルと言います。錠剤を服用することで、避妊をします。ピルを服用することで、排卵を抑える効果があり、受精卵が着床しにくい状態を作ります。
ピルは避妊として使用されるだけではなく、女性特有の症状(生理痛の軽減・PMS症候群・貧血の改善など)にも効果が期待できます。
ピルを服用する際の注意事項は、下記をご覧ください。
当クリニックで取り扱うピル
種類・費用について
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子宮内避妊システム/IUS
IUS:Intrauterine System
子宮内に装着することで、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システムです。子宮内膜に作用して内膜を薄くします。そうすることで受精卵の着床を防ぎ、精子が膣の中から子宮内に進入するのを妨げる効果があります。
メリット
- 女性主体でできる避妊法である。
- 一度装着すれば、長期の避妊ができる。
- 生理の量が減り、生理痛の緩和になる。
- 全身へのホルモン作用が少ない。
デメリット
- 医師による装着、除去が必要である。
- 装着後、初期に生理時期以外の出血が続くことがある。
以上が挙げられます。
すでにお子様がいらっしゃり、将来的に妊娠・出産を望んでいないという女性におすすめしています。
ピルのように、習慣的に服用しなければならないという煩わしさがないため利用される方も多いですが、デメリットをしっかりと理解した上で使用するようにしましょう。
患者様へのメッセージ
望まない妊娠を避けるために
避妊具(コンドーム)の避妊率は約75%と言われています。つまり、4人に1人は避妊に失敗してしまう計算です。一方で、ピルの避妊率は、ほぼ100%に近い確率で効果があります。もちろん、正しく使用方法を守った場合に限ります。
いずれにせよ「妊娠する可能性が0%」ということはありません。望まない妊娠によって人工中絶手術という選択を取らざるを得なくなってしまった場合、心と身体に負担がかかるのはあなた自身です。
避妊を望む方へ
- 学生の方
- 仕事に打ち込みたい方
- まだ、妊娠・出産の準備ができない方
は、避妊具と併用してピルの使用をおすすめ致します。
あなたの身体は、しっかりと自分自身で守れるように、正しい避妊を心がけましょう。